マイクロチップについて
マイクロチップは個体識別用器具で固有の番号を記憶した電子タグを動物の体内に埋め込んで使用します。簡単に言うと動物のマイナンバーカードのようなものです。チップを読み取ることによって登録した名前や住所などが分かります。
家の一歩外を出れば知らない人や動物、車などで動物達は非常にパニックになってしまうことが多く自分のお家に帰れなくなることがあります。保護されても自分の名前を言うことが出来ないのでお家に帰れないということが起こってしまいます(犬のおまわりさんと同じです)
マイクロチップは必要?
2019年6月に犬・猫のマイクロチップ装着を義務化する改正動物愛護法が成立しました。今後3年以内に同法が施行されるとマイクロチップ装着が義務化される可能性があります。
また↑で書いたように迷子になっても保護されたときに身元がすぐに確認できるため安心であると同時に番号の改ざんや消去が出来ないのですぐに飼い主であることが証明できます。
安全性は??
当院で扱うマイクロチップはNITTOKU社の国産製を使用しています。一般的には安価な欧米や台湾、韓国製が多いのですがこれはすべて日本国内で作成しており安心・安全な製品を取り扱っております。*ISO11784/11785準拠 (HPより)
また一般的なマイクロチップ(Φ2.1x12mm)に比べ40%小さく(Φ1.5x8mm)なっており大きさは世界最小級で以前のものと比較して挿入時の痛みが少なくなっています。(皮下点滴と同じ程度の痛みと言われています)
いつから装着できるの?
一般的に犬は生後2週齢前後、猫は生後4週齢頃から可能とされています。ワクチンの際に一緒に装着することも出来ますが避妊・去勢手術時に一緒にしてあげると痛みの緩和ができます。特に外出する猫ちゃんや怖がりなワンちゃんなど迷子になってしまう可能性がある場合は万が一の事が起こる前の装着をオススメします。
マイクロチップ装着手順
- 来院時にマイクロチップ挿入についてお申し出ください。
- 簡単な健康診断をします。
- 装着部位を軽く毛刈りし、痛み止めを塗ります。マイクロチップを挿入後きちんと入っているかを専用読み取り機で確認します。
- 書類を作成します
- ご自身で郵便振替用紙にて入金後、払い込み受領書を書類に貼り付けます。
- 専用封筒にて書類を送付します。
- 登録完了通知ハガキが2~3週間で届けば登録は完了です。
(マイクロチップ挿入費と診察代に加え振替費用1050円が別途かかります。)
マイクロチップの申請書類になります。
郵便振替の用紙です。
記入方法などについては当院で説明させていただきますのでお気軽にご相談ください。
ひらた動物病院