内視鏡手術について

・食卓に置いていた焼き鳥を食べてしまった
・お父さんの靴下を飲み込んだ
・机に置いていた子どものおもちゃ・ピアスを飲み込んだ
・綿棒を大量に食べてしまった
・梅・桃の種を食べてしまった
これらは実際に内視鏡にて摘出した異物の一例です。
慌てて取ろうとすると余計に急いで食べてしまったという経験がある方は意外と多いのではないでしょうか?
一般的に胃や腸に詰まる可能性がある場合は吐かせることができるものであれば催吐剤というお薬を飲ませたり、注射で投与して吐かせます。
ただしモノによっては吐かせることができなかったり、焼き鳥の串のように吐かせると刺さってしまうものもあります。
そういった際に有用なのが内視鏡です。
内視鏡を使用することによってお腹を切らなくても安全に痛みを少ない方法で摘出することができます。 (場所やモノによってはお腹を切ることもあります)
夏はBBQや帰省で、冬は家族みんなが家にいる機会が増えて、、、など異食(異物を食べてしまうこと)の原因は様々です。 まずは気をつけていただき、万が一飲み込んでしまった際にはお気軽にご相談ください。
ひらた動物病院
院長 中谷
実際の映像です(これは木ネジといって刺さると穴が空いてしまう可能性があります)