薬浴療法

薬浴療法について

薬浴療法について

今回の内容

皮膚かゆい
  • 薬浴療法って?
  • どんな症状が適応になる?
  • 薬浴をするにあたって
  • 薬浴を自宅で実施するには

薬浴療法って?

薬浴の悩み

薬浴(やくよく)とは皮膚の病気などがある子に対して実施するお薬の塗布やシャンプー、入浴を指します。当院では獣医師がその子の皮膚の状態を診察した上で適正な薬剤を選択していきます。また高齢や心疾患などでトリミングサロンでのシャンプーが出来ない子に対してもスピードトリミングを完了したトリマーと獣医師が状態を観察しながら実施することも可能です。(予め診察を受けてもらい事前に状態の把握が必要となります。)

どんな症状が適応になる?

薬浴適応例

基本的には皮膚の症状が気になる子であれば薬浴の適応になります。皮膚の状態は個体差がありその子によって異なります。そのため現在の皮膚の状態を診察し必要に応じて皮膚検査などを行い薬剤の種類を決定します。例えば

  • 皮膚が臭う
  • 毛がベタつく
  • フケが多い
  • 毛が抜けやすい
  • 毛色が変化した(黒柴だったのに赤っぽくなってきたなど)

こういった症状は皮膚の病気による可能性も考えられます。

もちろん持病や高齢でお困りの際にもぜひ一度ご相談ください。

 

薬浴をするにあたって

シャンプー
  • 薬浴は完全予約制になります。
  • 当院で診察を受けていただいてから予約となります。
  • 各種予防接種、フィラリア予防、ノミ・ダニ予防を実施していることが対象となります
  • 必要に応じてカットなどをご提案する場合があります

ご利用の流れについて

  1. 初めての方は当院の診察を受けて頂き、皮膚の状態を確認し予約を取ります。
  2. 当日は皮膚の状態を確認するため診察を受けてからの実施となります(順番待ちアプリが便利です)
  3. お預かりは10:30までにお願いします(薬剤の浸透時間などがあるため)
  4. お迎えは16:00以降で午後の診察時間内にお越しください
  5. 薬剤量や皮膚の状態、看護が必要な子においては別途料金が必要となる場合があります。

薬浴を自宅で実施するには

薬浴の注意点

ご自宅での薬浴が可能な場合は院内で使用した薬用シャンプーを使用することもできます。皮膚の状態は季節や体調などによっても異なるため少量に分けて処方することもできるためお気軽にご相談ください。

自宅にて実施する場合の注意点としては

  • 予めブラッシングをして被毛を整える
  • 薬浴前に汚れを軽く落としておく
  • 薬剤を浸透させる時間を守る
  • 乾燥はタオルとドライヤーを使用し濡らしたままにしない

などを守る必要があります。

院内で使用するドライヤーは風量が強い専用のものを使用するため乾燥時間が短縮できますが特に高齢のワンちゃんなどで濡れたままの状態で冷えて体調を崩すケースが見られますので注意が必要です。

 

料金に関しては犬種や薬浴内容により異なりますので診察時にご相談ください。

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