急性腰痛症について

急性腰痛症について

【犬の急性腰痛症について】

「急にキャンと鳴いて動かなくなった」
「抱き上げると痛がる」
「腰のあたりを触ると嫌がる」
このような症状で来院されるケースは少なくありません。
いわゆる「急性腰痛症」と呼ばれる状態で、腰背部に強い痛みが生じている可能性があります。

急性腰痛症とは

急性腰痛症は、筋肉や筋膜、関節などの異常によって腰の痛みが急に出る状態です。
人でいう「ぎっくり腰」に近いイメージです。
原因としては、
筋肉の緊張や損傷
・姿勢や動きによる負担
・関節へのストレス
・軽度の椎間板障害
などが考えられます。

注意が必要なポイント

一見「ただの腰痛」のように見える場合でも、
実際には椎間板ヘルニアなどの整形外科疾患が隠れていることがあります。
また、適切な治療を行わずに放置してしまうと、
・痛みの慢性化
・運動機能の低下
・ヘルニア症状の悪化
などにつながる可能性もあります。
そのため、早期の診断と治療介入が非常に重要です。

当院での治療について

カルトロフェン,週一回4回投与

当院では、腰背部の急性疼痛に対して、
・トリガーポイント注射(局所ブロック注射)
カルトロフェンを用いた関節・軟部組織へのアプローチ
などを組み合わせながら治療を行っています。
トリガーポイント注射は、痛みの原因となっている筋肉へ直接アプローチすることで、疼痛の軽減が期待されます。
また、カルトロフェンは関節や軟部組織の環境改善に働きかけ、回復をサポートする治療として使用しています。
これらを適切に組み合わせることで、良好な治療成績が得られるケースも多く認められます。

最後に

「少し様子を見よう」としている間に悪化してしまうケースも少なくありません。
・急に痛がるようになった
・動きが明らかにおかしい
・触ると嫌がる
などの症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。
当院では、状態をしっかり評価したうえで、その子に合った治療をご提案しています。
気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。

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